波動論と市場心理Ⅲ
冥冥:波動論って何か説明するね。
まどか:ラジャー(‘◇’)ゞ
冥冥:じゃ何故、運用に波動論を使うのか分かるよね。
まどか:うん、売り買いの指標にするためじゃない。
冥冥:まあそうね、言いたいことは、波動論だけでなくオシレーター系のテクニカル分析もようは後付けってことなんだ。
まどか:え、、、、、、説明されると思ったよーーーーーーー。
冥冥:そっか、まあ結論は、テクニカル分析も結果を見て予測していると同じなんだ。
まどか:でも、テクニカル分析で方向性を検証しているのかと。
冥冥:予測はできるんだけど、結局結果をもとに分析しているから、半値戻しとか、三段上げとかきりのいい所で反発したり反落したりする。あくまでも人間が判断するのに分かりやすいようになっている。
まどか:意味がないって事?
冥冥:そこまでは言わないけど、だから平時の時はある程度機能するんだ。
まどか:ブラックスワンとか急に何か起こると機能しない。でもその兆候はあるのでは?
冥冥:たまたまかな。下のグラフで真ん中の線が中心で高値と安値の間で推移している。
まどか:抵抗線かいうけど、そうゆう事なんだ。年初に右肩下がりのレンジ相場って言ってたけど。
冥冥:そう、レンジってのは人間の意志が作用しているって事なんだ。
まどか:そういえば、上げ相場も、下げ相場でも騰落率はあまり変わらないって言ってたよね。
冥冥:そう、波動=思惑を表現したもの。
まどか:市場関係者は今のインフレは怖くないと考えている。円安は日本とってプラスと判断して運用している。
冥冥:実はそうでもないと思うよ。
まどか:だから右肩下がり?なの??
冥冥:そういうこと。来年には景気は100%後退期に入る、ただ、ソフトランディングかハードランディングかは分からない。だから運用担当者はそれまでの過程で運用をする。
まどか:だから、経済指標や報道で上げ下げする。だから、波動論が成り立つんだ。
冥冥:そう、良くわかったね。今、世間は臭い物には蓋をしろ的な発想で動いている。次回は、何を基準にソフトランディングになるかハードランディングになるかを判断していか説明するね。
まどか:ラジャー(‘◇’)ゞ