CPIがやばいことに、、、、、、、、、、、、、、、、。
まどか:先週の米国市場は大荒れの展開だったね。
冥冥:そう、解説すると先週の金曜日に発表された5月の米国CPIは前年同月比で8.6%上昇。40年5カ月ぶりの大幅な上昇率となり、これを受けて市場はほぼ安値引けとなった。
まどか:インフレが収まらないって市場が判断したってこと?
冥冥:そうだね市場予想は8.3%だったから市場関係者はあわよくば7%台を願っていた、少なくとも8.3%辺りで推移してほしいとおもって、、、、。また、もともとバイデンさんはインフレ圧力は「一過性」で新型コロナウイルス禍からの回復が進むにつれて緩和すると言っていたがロシアのウクライナ侵攻でエネルギーや食料の供給が混乱し物価上昇圧力が止まらなかった。
まどか:でもこれって前からこうなると予測していたよね。
冥冥:そう、これが市場心理ってやつなのよ。
まどか:どうゆうこと?
冥冥:まどか、例えば急いでいる時、交差点で信号が黄色になりそうになったらどうする?
まどか:赤信号みんなで渡れば怖くないってこと?
冥冥:基本、赤信号は渡ってはいけないけど、みんな渡ってるからいいかって感じ。
まどか:相場に当てはめると上がって欲しいと思う人が多いから。
冥冥:うん、多くの投資家は買いポジションをベースに運用するからね。
まどか:みんな売れば急落するよね。
冥冥:うん、間違いなく下がるよね。それと気になるのは米国5年国債が急騰し10年と30年債よりも高くなった。
まどか:逆イールドね。
冥冥:うん、これは景気後退のサインなんだけどマーケットはこれを織り込できたのかなって。これからのCPIの変化を注意しないといけない。
まどか:前から予測している通りになりそうね。
冥冥:まあ、これは誰もが予測していることだけど今後の経済指標には注意を払わないといけない。
まどか:なんか40年ぶりとか、予測不可能な事が起こってるよね。
冥冥:悪魔のエラーファクターね。それとキッシーの経済政策も気になる。資産所得倍増計画といってるが、これがこけると。
まどか:マーケットはかなり期待しているよね。
冥冥:選挙対策ぐらいにしか考えていないと反動が大きくなる。勿論、そんなことはないだろうけど、選挙後の展開は非常に難しいよね。
まどか:日本はまだまだゼロ金利政策を続けるからこれはプラスかな。
冥冥:やはり気になるのは米国のインフレだけど、歴史的に考えると暫く高止まりするのは間違いない。
まどか:急に2%台にはならないってこと???
冥冥:インフレ率は簡単には下がらないよ、最悪のシナリオは米国のインフレが高止まりして、金融政策がタカ派な動きになりFFレートが予想以上に引き上げられる。そして、日本のゼロ金利政策は続くが、資産所得倍増計画が市場関係者に評価されない特に海外投資家が否と判断すれば市場は混乱する。
まどか:そっか、円安も加速しそうだし。なんか期待してたのに、、、、。
冥冥:次回も今後の展開を深堀するね。