短期と長期運用Ⅸ
冥冥:選挙終わったね。
まどか:うん、自民党圧勝だし。
冥冥:だから、月曜日は株爆上げしてるね。
まどか:でも、9月書中は、恒大の件やインフレで株価がどうなるかって言ってたよね。
冥冥:そう、モメンタムが変わったから、まあ、不安要素が一時的に払拭されたからね。でも根本的な問題は解消されていないけど、米国VIX、日経VI指数も下がってきている。市場が夏からの騒ぎを織り込んできているんだよ。
まどか:織り込むって?
冥冥:簡単に言うと、株・債権や為替の市場に反映された状態をいうんだ。
まどか:そうなんだ、なんか、本当に反映されてるのかな?
冥冥:だから、予想外に急騰したり、暴落したり、ってとこになるのかな。前も言ったけど、押し並べると上昇局面でも下降局面でも上げ下げの比率は極端に変わらない。
まどか:なんとなくわかる気がするよ。
冥冥:先週のFOMCでFRBはインフレ率を鑑みながら徐々に資産購入を減らしていくと発表した。その結果、米国市場は安心感から高値更新中よ。
まどか:そうだよね、なんか日本はあまり上げってないけどね??
冥冥:そうだよね、日本はあまり元気がないけど、これは、米国と日本市場に大きな違いがあるんだよ。
まどか:どうゆうこと??
冥冥:まずは、裁定売りの残高が10月末で4億円しかない。多い時は1兆円を超えるんだ、勿論、買い残もそれなりにあるけど今は極端に少ないよ。
まどか:売りが少ないと、反対売買がされないからってこと?
冥冥:そうゆうこと。それと、米国はオプション取引が活発だから、ゲームストップ株を巡ってロビンフッダーとヘッジファンドがやりあった件は有名だけど、もともと、オプションには先物取引よりレバレッジ効果があるから市場への影響が大きいんだ。
まどか:ガンマってやつね。
冥冥:そう、分かってきたじゃない。
まどか:へへ。。。
冥冥:まだまだ、理由はあるけど。次回は、今後の展開につて話しするね。
まどか:(^^ゞ